太永浩元駐英朝鮮公使の講演会に出席しました

　去る12月13日に参議院議員会館特別会議室で行われた、太永浩元駐英朝鮮公使の講演会にこの度ご縁がありまして出席しました。朝鮮外交を研究するうえで名前を多く聞く氏の講演会ということもあり、拉致被害者を救う家族会の関係者や元拉致担当相、議員ほか大手メディアも参加する中での出席と相成りました。

　太永浩氏は講演で、来年安保理理事国に日米韓が参加するなか、核ミサイルのみならず、北朝鮮の人権問題について安保理に上程し、新たな人権報告書を採択することで北朝鮮に国際社会が圧力を加えることの必要性について述べました。

　また日本国内でも中国による脱北者送還に対する非難決議を国会で決議したり、より広範に拉致問題に日本政府が関与する姿勢が重要であると強調し、なにより人権問題は官民一体となって関与していくべきだという立場を強調しました。

　後半の質疑応答では拉致家族会からの質問などがあったほか、筆者も今年夏に報道された日朝交渉を踏まえ、どのように外交交渉について展開するかなど伺いました。

　詳細はまた後日noteにまとめる予定です。