3月29日、民労は全国委員会総会を実施した。全総では、新渡戸独裁・戦争政権の暴走がいよいよ明白になり、台湾有事などを口実とした華国・アジア侵略戦争の目論見が現実化のものになろうとしていることに対する強い危機感が示された。また政権側が公団総裁に反国鉄のブルジョワ反動を据えようとしていることに対する明確な拒否を行い、労働者の自由と日本を守るゼネストの実施について討議した。
⑴新渡戸独裁・戦争政権の暴走を阻止する
1・1宣言で提起された「帝国主義戦争の内乱への転化」はいよいよ実行に移すべきだという意見が全総で共有された。新渡戸は日本版NATOなどを謳い、我が国を戦争国家に押し上げ、華国・アジア侵略戦争実施に向けて本格的に動き始めた。我々はこの動きを必ず阻止して、この力を内乱へ転化し、日本における社会主義革命・共産主義革命の先兵として位置付けられる組織にならなければならないという方針が示された。
⑵公団総裁就任阻止、ゼネストで拒否を示そう
いよいよ新渡戸は国鉄労働者に刃を突きつけた。彼は新たな総裁人事に、国鉄時代にあの反動ブルジョワとして有名だった堂本を起用する方向だと明らかにした。堂本体制の公団運営が意味することは、資本主義に基づく鉄道資源の切り捨てと労働者の奴隷化に他ならない。これは日本がいよいよ労働者を見捨て、軍国主義への道を歩むことを意味する。我々はこれを決して実現してはならない。速やかにゼネストを蜂起し、我々労働者の意志を見せて、公団総裁就任を断固として拒否しよう。
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