米どころ北越の長岡駅に今月、日本酒を売りにするバーがオープンした。店主は「日本酒飲み比べとは違うアプローチで、お酒の魅力を知ってもらいたい」と話す。
オープンしたバー「KOME評」は日本酒を使ったカクテル"だけ"を提供するバー。地酒を中心に数十種類の日本酒で、その特性に合わせたカクテルを提供する。
店主の川名さんは地元長岡で米農家を営む実家に生まれ、大学に進学する際に出府。大学時代の経験が今のバーに繋がるという。
「大学時代は勉強よりも遊びに熱心で(笑)。そんなときに先輩が連れて行ってくれたバーで出された日本酒カクテルがとても美味しかったんです」
社会人になってからは数年間食品関係の会社に勤めるも「お酒と関わる仕事をしたい」との思いが強くなり退職。地元長岡で夢だったバーを開いていた。
今回駅にオープンしたバーは2店舗目。川名さんは「地元長岡はとにかく日本酒が有名だし、日本酒飲み比べも盛ん。だけど飲み比べだと、これから日本酒を試したいという人にとっては少し敷居が高いかなと。そこで日本酒を使った飲みやすいカクテルなどを提供できればいいのではないかと思い付いた」と話す。
バー「KOME評」は長岡駅直結の駅ビルで17時から営業。高幹線の終電帯に当たる22時まで営業している。営業終了後は駅近くのオーセンティックバー「トゥナイト」が0時から営業するので、そちらも訪ねたい。
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