top of page

大型連休なくすべき?企業の本音は

 国内大手の仮想通貨取引所である株式会社BitradingのCEO、大野平明が5日、SNSで投稿した文章が話題を呼んでいる。


 「あのねぇ、大型連休なんかいらないんですよ。そもそも祝日を全部廃止して有給を増やした方がずっと効率的な社会になるんだから。」

 これに対し、SNS上では「大型連休なんて贅沢なものは廃止すべきだ」という賛同の声や、「日本人はそうでもしないと365日勤労になりかねない」など反発する声も見られた。


 一方でこの提案には懸念も示されている。過去同様の法案が取り沙汰された際には特に、観光業やサービス業など、大型連休がビジネスにとって重要な業界からは反発の声が上がったことは記憶に新しい。これらの業界では大型連休が売り上げの大部分を占めており、その廃止は業績に大きな影響を及ぼす可能性がある。また、SNS上での反応のように大型連休は多くの人々にとってリフレッシュや家族との時間を過ごす貴重な機会でもあるため、一方でこの休暇を失うことへの懸念も根強い。社会全体が働き詰める環境になり、労働者のストレスや疲労が増大する恐れも指摘されている。


 大野さんの投稿に対して、実業家としても知られる"ナガエモン"こと長江彰文は昨日、インターネットテレビ内で「まあ分かるんだよね。たしかにこれは正論だし、みんな好きなときに休んだほうが、旅行の機会とかも増えるし、消費の拡大だよね」としつつ「なんなら昔やったことあるんですよ(笑)。けどみんな結局似たりよったりな日に休みを取っちゃって。もう休みって文化なんだろね、この国民性だと難しい」と持論を展開した。

最新記事

すべて表示
特別対談:現実と非現実の境界線 『窃盗ヶ原漂流記』刊行記念 空想太郎(アニメ監督) × 妻鹿音之土賀阿波内(著者)

〇対談企画にあたって(編者) この対談は、小説家・妻鹿音之土賀阿波内(めが ねのどがあわない)氏の最新ルポルタージュ(本人談)『窃盗ヶ原漂流記』の刊行を記念して実現したものである。相手は、現在放送中で日本中を席巻するアニメ『僕とジジイの物語』の空想太郎監督。現実と非現実の境...

 
 
 
社会野坂委員長が敷島ユニオンと協議 「労働者の権利を第一に」

国内航空大手、敷島エアシステム(SAS)が先週末、会社更生法の適用を申請し、事実上の経営破綻に至った問題は、現在、同社の再建を巡る政治的な対立を招いている。地方路線の不採算という構造的な重荷に屈した同社の破綻劇は、労働組合や野党を巻き込み、再建プロセスが複雑化する様相を見せ...

 
 
 
敷島エアシステム、前期1312億円の巨額赤字 自力再建は困難か

国内航空大手の敷島エアシステム(SAS)が、昨日確定した前期決算で1312億円もの連結最終赤字を計上する見通しであることが、複数の関係者への取材で明らかになった。2期にわたり続けてきた自主再建計画は事実上頓挫した形となり、政府や金融機関の関与による抜本的な経営改革が避けられ...

 
 
 

コメント


bottom of page