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執筆者の写真noko kami

「一致点を見出すべき」新渡戸執政、民鉄ゼネストに対し



 新渡戸執政は4月9日、HNN系列の討論番組に出演し、公団人事問題をめぐり今月初めから全面的なストライキに突入している民労との問題について、「政権としては、議会としての合意形成、適材適所として自信をもって提示している人事であり、この点に関して譲歩は難しい」との見解を改めて強調した。


 また、同番組内で今後どのように幕引きを図るべきかという質問に対しては、「どうにかして一致点を見出していかなければならない。民進党や社会党とパーツごとの合意を図り、われわれの政策で接着するというのが基本姿勢。パッケージの政策で、幅広いウイングで民意を反映させたいと思っている。労働政策に関しては、社会党や民労とも協力していかなければならないので、違った方面の政策で誠意を見せることで、公団人事について御理解いただけないかと考えている」と語り、妥結にも含みを持たせた踏み込んだ回答をした。


 一方、白河内務宰相をはじめ閣内からは全面対決を厭わない意見もあり、新渡戸政権内でも軟硬両面での対応が予想される。


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