競馬の第90回大江戸優駿(GⅠ)は28日、大江戸競馬場(11R、2400メートル芝)で18頭が出走して行われ、九重賞2着馬で4番人気のアルペッジオ(クリス・レジャー騎乗)が2分25秒2で優勝した。
歌手の鷲田フッコさんによる国歌独唱のあといよいよ始まった日本最高峰の競馬の祭典。レース終盤、残り100メートルで先頭に躍り出ると、追いすがる九重賞馬ホーキョーヨーソロをクビ差でしのいでゴール。後塵を拝した九重賞の雪辱を見事に果たし、3歳馬7708頭の頂点に立った。
レース後のインタビューでレジャー騎手は「大舞台で理想的、イメージ通りの走りをしてみせた」と語る。道中は好位の5番手のポジションにつけ、ライバルが後ろに控えるも気にするそぶりもなく、ストレスなしに最後の直線まで進んだ。先頭に立つと集中力を欠く癖があったが、それを感じさせない走りだった。
[記者から]
ありがとうアルペッジオ!最後の最後までハラハラするレース展開だが見事に最後差して逃げ切った!そして何より全人馬無事に今年もこの競馬の祭典を戦い抜いたことを祝福したい。
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