熊本県夢民の里町に本社を置く神崎酒造は今月、辛口大吟醸の「和仁の涙」を発売する。プレス向けの試飲会で社長の神崎耕一氏は「国内はもちろん、国外にも展開していける日本酒だと思っている。今後は航空会社などでの採用を目指したい」とした。
神崎酒造は夢民の里町に本社を置く、伝統ある酒造メーカーで、主に焼酎を強みとしていた。6代目社長に就任した耕一氏は得意とする焼酎の醸造をメインにしつつも、ここ最近は日本酒の醸造にも挑戦している。
特に氏が2015年に発売した純米吟醸「韋駄天」は、アメリカで行われた国外最大級の日本酒品評会である、全米日本酒歓評会でも高く評価されており、同社の日本酒展開は以前から注目されていた。
プレス向け試飲会には秋津航空の青木社長も出席しており「とてもキレのある辛口酒。それでいて飲み心地も良く、海外の観光客にも自信を持ってオススメできる日本酒だと思う」と高く評価した。
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