[鹿児島後見新聞]鹿児島郡三島村に本社を構える企業"HAN-NYA"は地元向けのプレスリリースで、ドローン配達による自社製品の本土配達事業を3月から開始すると発表した。
ドローン配達事業は、政府の国家戦略開発の計画案の一つで、人手不足が懸念される運輸事業の解決策として期待されている。今回鹿児島郡は三島村と対岸の枕崎市について、運輸省に申請しドローン配達の認可を得た上で、ドローンの保有と運用をHAN-NYAに委託する形で実証実験に踏み切った。
HAN-NYAの社長で三島村村長を務める上坂さんは今回の事業についてSNSで「我々は以前から、農薬散布ドローンなどの運用も手掛けてきた。今回の実験を通じて、ゆくゆくはドローンを使った事業をさらに幅広く展開していきたい」とコメントした。
同社のドローン配達事業は3月から、まずは医薬品や化学製品、冷蔵などが必要な製品などを中心に行う。
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