関係者によると、NT(日本タバコ産業)は国内販売しているタバコのうち、頂(いただき)について国内向けの販売を今年度中に終了する。今後は輸出用にシフトするという。
頂は1973年に発売された国産タバコで、主に料理雑誌などに広告を出していたことから「食道楽のタバコ」として愛煙されていた。また自動販売機などには殆どなく、主に個人のタバコ店での取り扱いがメインであったことから、近年では「幻のタバコ」と称されていた。
頂の終売報道は政界の愛煙家にも衝撃を与えた。この銘柄を愛煙する白井宰相は先程、記者の取材に「国内で終売して輸出向けには残るって話だよね。海外公務をたくさん入れて、それで買うしかないか。なんというかいぶし銀の銘柄だったんだよね」とコメントした。
[政治部から]頂の終売は白井氏を担当する記者にとって衝撃的な話だ。厚労宰相を務める氏だが、厚労省内にあるタバコの自販機は氏が着任してから頂の銘柄が増えるほどには愛煙しているからだ。政界喫煙所会合の"政権交代"の衝撃は大きい。
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