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「大阪モダン、粉残しで」合言葉で覚せい剤販売の飲食店摘発


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 大阪モダン、粉残しで──。特定の”合言葉”を言うと覚せい剤を販売した疑いで、大阪郡警察は今日郡内のお好み焼き料理店「粉もんAKINAI」の店長で暴力団構成員の山上昭容疑者(53)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。


 警察の調べによると、同店では少なくとも3年ほど前から、特定のメニューを注文した客に薬物を販売していた疑いがあるという。事件は複数の客からの通報を基に捜査を行い摘発に至った。

 同店をたびたび利用していた客は取材に対し「思えば時々不思議な注文を聞いた」と話す。「大阪モダンという人気メニューがあるんですが、時々”粉残し”というオプションをつけている客がいた。お会計をする直前に会計するし、必ず”領収書”と書かれた少し厚い封筒を貰っていた」と同店の実態について明らかにした。

 また同店でアルバイトをしていたという店員は「もし粉残しという注文があったら教えてと店長(容疑者)に言われた。私は広島の出身なので、畿内はそういう文化があるのかと思っていた」とした。


 警察はこの”粉残し”が覚せい剤取引の符丁だったとみて捜査を続けている。

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