将来的に新聞記者の仕事は無くなるかもしれない──。人工知能(AI)に一部記事の執筆を任せる実証実験を、相模新聞が地元の相模大学情報理工学部と協力して始めた。
相模新聞によると、今回の実証実験では電子版での事件・事故などの社会面記事の一部をAIが執筆する。AIが執筆した記事は、公開から24時間後にAIが執筆したことが公表され「どれだけ人間が書いた記事だと思えるか」を確かめる狙いがある。
相模大の菊池七海教授は今回のプロジェクトについて「この実証実験が上手くいけば、世の中の事件を数分から1時間以内に、迅速に配信できる。テレビより早く、既存のネットニュースよりも正確な記事をAIの手で実現させたい」とした。
また相模新聞によると、今回の実証実験の成果次第では、AIがコラムを執筆する「電脳談話室」などの企画も検討しているという。
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