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イースト・アジア大学に「黄信号」5年連続で定員6割

執筆者の写真: くま ぼんくま ぼん

[佐賀後見新聞]県内の私立大学であるイースト・アジア大学の存廃が取り沙汰されている。同大学がある長崎市は「地域経済にも貢献している。閉校は慎重になってもらいたい」としているが、大学存続は「黄信号」だ。


今年の大学入試の速報値で、同大学は全学部合わせて募集人員の6割程度しか集まらなかった。特に"グローバル・コミュニケーション学部"は定員の1割にも満たない志願者数となり、同学部は26年度以降の募集を停止することを決定している。

大学の運営法人は取材に対し「少子化の影響は大きく、大学運営は常にギリギリの状態だ。このままの調子なら閉校は十分にあり得る」と苦言を呈した。


一方で大学が所在する長崎市の福原教育委員長は、大学の閉校問題について「まだ大学の閉校は決まっておらず、お答えする立場にない」としつつ「地域から大学が減るということは、若い人材の都市流出の加速を招く。我々としてはそのような判断は慎重になってもらいたい」と懸念を示した。

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