top of page

イースト・アジア大学に「黄信号」5年連続で定員6割

[佐賀後見新聞]県内の私立大学であるイースト・アジア大学の存廃が取り沙汰されている。同大学がある長崎市は「地域経済にも貢献している。閉校は慎重になってもらいたい」としているが、大学存続は「黄信号」だ。


今年の大学入試の速報値で、同大学は全学部合わせて募集人員の6割程度しか集まらなかった。特に"グローバル・コミュニケーション学部"は定員の1割にも満たない志願者数となり、同学部は26年度以降の募集を停止することを決定している。

大学の運営法人は取材に対し「少子化の影響は大きく、大学運営は常にギリギリの状態だ。このままの調子なら閉校は十分にあり得る」と苦言を呈した。


一方で大学が所在する長崎市の福原教育委員長は、大学の閉校問題について「まだ大学の閉校は決まっておらず、お答えする立場にない」としつつ「地域から大学が減るということは、若い人材の都市流出の加速を招く。我々としてはそのような判断は慎重になってもらいたい」と懸念を示した。

最新記事

すべて表示
特別対談:現実と非現実の境界線 『窃盗ヶ原漂流記』刊行記念 空想太郎(アニメ監督) × 妻鹿音之土賀阿波内(著者)

〇対談企画にあたって(編者) この対談は、小説家・妻鹿音之土賀阿波内(めが ねのどがあわない)氏の最新ルポルタージュ(本人談)『窃盗ヶ原漂流記』の刊行を記念して実現したものである。相手は、現在放送中で日本中を席巻するアニメ『僕とジジイの物語』の空想太郎監督。現実と非現実の境...

 
 
 
社会野坂委員長が敷島ユニオンと協議 「労働者の権利を第一に」

国内航空大手、敷島エアシステム(SAS)が先週末、会社更生法の適用を申請し、事実上の経営破綻に至った問題は、現在、同社の再建を巡る政治的な対立を招いている。地方路線の不採算という構造的な重荷に屈した同社の破綻劇は、労働組合や野党を巻き込み、再建プロセスが複雑化する様相を見せ...

 
 
 
敷島エアシステム、前期1312億円の巨額赤字 自力再建は困難か

国内航空大手の敷島エアシステム(SAS)が、昨日確定した前期決算で1312億円もの連結最終赤字を計上する見通しであることが、複数の関係者への取材で明らかになった。2期にわたり続けてきた自主再建計画は事実上頓挫した形となり、政府や金融機関の関与による抜本的な経営改革が避けられ...

 
 
 

コメント


bottom of page