年の瀬迫るクリスマス、イーストアジア大学では毎年「クリスマス講義プレゼント」という特別カリキュラムが実施されている。今年は金城シャンティさんが「創作"される"ということ」をテーマに講義を行った。
金城さんは創作というものは「相互の創作関係」によって成り立つと指摘し、「ある意味で創作というのは鏡のようなものである」と展開した。
しかしその上で「創作というものは決して1=1ではない。つまり完全に鏡の創作は存在せず、それは贋作になってしまう」として「このズレをいかに作り上げるか、そして我々がいかに毎日ズレを体現していくか」と語った。
また金城さんはその実例として、自身の身長と同じ大きさの鏡を用意し、鏡に向かって「我々とあなたの右と左はどう違うのか」と語りかける体験を参加者と実施。何人かが熱中し救急車が出る騒ぎになった。
またクリスマスに準えた商品を販売する生協もこのカリキュラムの名物。今年は裏返しにされた靴下にお菓子などのプレゼントが大量に貼り付けられた「真作オーナメント」が1日限りで発売された。
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