[おはテレ!27日]今週末はクリスマスムードに包まれていた渋谷。週明けに取材班が訪れるとツリーは門松に、広告は紅白一色に置き換わりつつあり、一気に年末ムード。
トレンド研究家としても知られるエッセイスト、三森ミモザさんによると、今年の"年末商戦"後半のトレンドは「個性派おせち」だ。
江戸府内、新大久保に店を構える韓国料理店「パルリカヨ」。デリバリーもやっているこの店が今年増やした期間限定メニューは「韓国伝統・ソルラルおせち」。重箱を開けるとチャプチェ、トック、ジョンなど、韓国の伝統料理が綺麗に詰まっている。
店長のパクさんは「ソルラルは韓半島のお正月。お正月のオモニの味を重箱に詰めました」と話す。
また大使館街でも知られる南麻布に店を構えるソマリ料理レストラン「タレー」が年末年始限定で提供しているのは「ソマリ風おせちプレート」。銀のプレートの上に乗って出てきたのは、バーストと呼ばれるパスタ料理をはじめ、日本では滅多に食べられないラクダ肉やアズキを使った豆料理、ハルウォと呼ばれるデザートも付いたボリューミーなプレート。
店主のアフマドさんは「日本のお正月にどうにかマッチできないかなって。ソマリの美味しくて、みんなで集まった時に食べたい料理を詰め込みました」と話す。
外国料理だけではなく、新業態のチェーン店が繰り出すおせちにも注目が集まる。「瞬間凍結ウルトラクールパック」などで知られる極東石油化学が手掛ける異色のレストラン「500Wで3分」は、ホテルチェーン「コーレック」とコラボした「500Wで3分!現代のおせち」を通販などで発売する。コーレックBEPPUで人気の館内レストラン「MERA」の総料理長である大牟田奏氏が手がけた懐石おせちを「瞬間凍結技術で味をそのまま、見た目もそのまま閉じ込めました」(広報担当者)という。こちらは29日まで、オンラインサイトや全国のエコノマ(北州郡・樺太はPsychoMart)で予約を受け付ける。
寒さ険しい年の瀬。個性派おせちで新たな一年を祝ってみては?(大江戸放送局)
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