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執筆者の写真くま ぼん

コリアンの想いを語り継げ、玉縄の学生が訪問



 [大阪後見新聞]「在日コリアンの人たちがどのような思いでこの文化を語り継いだのかを知って欲しい」。玉縄の私立九文学園らの生徒は先月29日、大阪猪飼野の"畿内人権文庫"を訪問した。


 九文式教育で知られる九文研究会が母体となっている同学園では、約20年ほど前から日本文化を研究しプレゼンを行い、その中でも特に優れた複数コースに分かれフィールドワークを行う形式の修学旅行を実施している。今回そのうちの一つが"ジャパナイズされた外国文化"をテーマに、大阪猪飼野を訪れていた。

 畿内人権文庫の藤原幸太郎代表は、訪問してきた生徒らに特別講義を実施。大江戸外事大で講師も務める金麗富氏と共に、大阪の在日コリアンの文化と歴史を紹介した。

 藤原代表は講義の最後に「在日コリアンの文化は歴史の悲しみと祖国への強い念から生まれた、とてもエネルギッシュで重い文化だ。最近の日本人はこれを軽く扱うが、このようにしっかりと向き合う姿勢を若い人が見せてくれることはとても嬉しいし、日本人の責任だ」と指摘した。


 講義後、生徒らは猪飼野にある"韓国酒家金剛山"で日韓の文化が融合した在日コリアンの料理を味わった。引率した神崎雄久教諭は「日本文化を探求するこの教育で、日本と外国文化の融合に着目したことは初めて。国際系の学校としてこのような視点を持つことはとても大切だ」と語った。

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