外食大手のピスカリヤの玉田芳樹社長は今日、本紙経済部のインタビューで「ピスカリヤでは今後数年以内に電子決済ができるように進めていきたい」とコメントした。
ピスカリヤでは創業以来現金決済のみとしている。理由については以前玉田社長が会見で「電子決済手段が多岐に渡っているが、それらの手段を包括的に、そして安価にできる機械は普及していない。多くの店舗を抱える業界としては慎重に判断したい」としていた。
今回のインタビューで玉田社長は「数年前と異なり、多くの企業が電子決済装置の売り込みを行っており、導入しやすい市場が育ってきた。そして価格帯の安い飲食は、電子決済の残高で食事先を選ぶような需要を獲得しやすい」とし「今後数年以内に電子決済手段を全店舗に配備し、多くの選択肢を提供していきたい」と話した。
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