メキシコで現地時間22日に行われるテノチティトラン伎冠の開会式に、日本からは山野辺主席宰相や宍戸源体育庁長官らが出席する。韮山無任所宰相は会見で「伎冠開催を心から歓迎し、選手の奮闘を期待する」と語った。
メキシコ伎冠を巡っては、同国で開かれた万博の支援に端を発する華国などが不安視された一方で、メキシコ発のゆるキャラが若年層でブームになるなど、スポーツのみならず、メキシコの優れた芸術力が大いに発信される大会にもなっている。
宍戸源長官は出国前、記者団の取材に応じ「『元気ですか!』これは師匠の言葉ですね」と"宍戸節"を見せる一方で「今大会に向けて選手たちの調整能力は最高水準と言ってもいい。メキシコの地で頑張る彼らに、日本の皆さん!最大のエールを!」と豪快に締めた。
また伎冠について韮山無任所宰相は「今大会についてはメキシコと華国の距離感などが一部から指摘されており、南北アメリカの要衝たる地域として、その動向を我々は注視している」としつつ「日本の選手団が良い結果を残せるよう我々も期待している。これからの大会の動きに注目したい」と語った。
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