文部省官僚が浪花医科大学の私学助成金を承認する代わりに自身の息子を不正に合格させた件について、文部省の保科摩耶宰相は今日の会見で「官僚と大学による入試汚職の実態について、厳正に調査をしていきたい」と見解を示した。
文部省関係者によると、不正をした官僚は聴取に対し「大学との協議の途中、大学側から入試に関する話をもらった。当時息子は成績に伸び悩んでおり、話を受けてしまった」と語っているという。不正した官僚をよく知る人物は「とても真面目な人だ。それだけに普段から一人で悩み事を抱え込んでいる印象があった。事実関係の調査を期待している」とした。
保科宰相は今回の不正について今日の会見で「私学助成を巡り、公正な審査が行われていない可能性があることについて、文部省を監督する責任者として国民にお詫び申し上げる」とし「今回の汚職疑惑について、当該官僚はもちろん、大学側にもヒアリングを行い官僚と大学による入試汚職の実態について、厳正に調査をしていきたい」とした。
なお大学側は今回の件について取材を申し込んだところ「現在調査中で回答を差し控えさせていただく」とした。
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