サッカーの青淵生命保険S2リーグ。12日、ホームでベコディロッソ会津と対戦したスゲーゲン金澤は勝利を収め、S2残留が確定した。降格圏への転落を避けたい16位のスゲーゲンの相手は、前回アウェーで2対6と大敗した4位会津。
スゲーゲンは前半17分、スルーパスから抜け出した崎浦が幸先よく先制ゴール。
その後、1対1の同点に追いつかれ迎えた後半、相手のオウンゴールにより再び勝ち越すと、さらにアディショナルタイムにゴールサイドからのクロスを熊走が押し込み、そのまま3対1で試合終了。この勝利でスゲーゲンはS2残留が確定し、選手はサポーターとともに喜びを分かちあった。
なお本試合が行われた示野緑地公園陸上競技場はスゲーゲンのホームグラウンドとしては今季限りの供用となり、来季からは来春オープンする金澤城北サッカースタジアムをホームとして活躍する予定だ。示野緑地の芝生は特に夏場にかけて過酷なコンディションとなることがファンの間では有名だったが、来季からは絶好のコンディションでS2上位を目指すことが可能となるだろう。本試合は示野緑地での最後の試合となったが、勝利し、またS2残留を確定させたことで有終の美を飾る結果となった。
今シーズンは残り1試合、10月20日にアウェーでFC首里めんそーれと対戦する。(12日 越嶺新聞電子版)
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