日本労農党の荒金紀一郎総書記を団長とする、党や労組幹部からなる訪問団は今日昼ごろ、羽田空港から北京に向かった。北京に到着した一向は、清華共産党の李勝国務院総理の歓待を受けた。
荒金総書記は出国前記者団の取材に応じ、今回の訪問の目的について「現政権は類を見ない大軍拡を推し進めようとしているが、あくまでも平和の基本は武器ではなく対話だ」と説明。「我々は対話を通じてアジアの平和外交を実現していくという姿勢を見せていきたい」と与党の政策を批判しつつ、党としての存在感をアピールした。
党機関紙によると、今回の訪問では華国の王遠平国家主席との会談が予定されているほか、清華共産党の革命史跡を訪れる。
[日本労農党]
日本共産党の相模県委員会派と社会党の過激派などを前身に持つ政党。アジア平和友好外交を軸に与党の政策に反対している。
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