防衛省の鴻上晃防衛宰相は今日の会見で、25日に元山付近から発射されたミサイルについて「関係機関との分析の結果、高度に技術化された潜水艦発射式弾道ミサイルである可能性が極めて高い」とした。
北当局は今月25日の昼ごろ、1発の弾道ミサイルを元山から発射した。ミサイルは長時間飛翔したあと日本のEEZ外に落下した。
鴻上宰相は今日の会見でミサイルについて「超高高度に上昇した後、軌道を変更しながら落下した可能性が極めて高い」と指摘し「詳細はまだ分からないが、太平洋上を横断し、ハワイや米本土を狙える可能性もある弾道ミサイルだ。潜水艦発射式という分析が事実なら、今後迎撃は極めて困難になる」と明かした。
これについて軍事ジャーナリストのステンレス=リー氏は「今回のミサイルは明らかにソ連や華国の技術も入っていないと難しいと思われる。とにかくこの分析が事実なら、従来の日本のミサイル防衛を容易に突破される可能性が極めて高い」と語った。
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