top of page

北朝鮮「対ドローン兵器に注力」米シンクタンク

更新日:2022年7月31日

 

ree

アメリカの北朝鮮シンクタンク「38center」は今日、北朝鮮がここ数年で対ドローン兵器に注力して研究開発を進めているとする考察を発表した。


 同シンクタンクによると、北朝鮮は2020年にイランで行われた国防兵器の見本市でドローン銃を複数発注し、それを基に国産化を進めているという。シンクタンクは、今年の春に行われた軍事パレードに登場していた「とても大型で一般的な形状をしていない特殊な銃」について、複数関係者からの情報提供として「イランの技術を基に開発した国産の対ドローン兵器と見るのが妥当」としている。

 イラン製兵器を規範にした理由について、シンクタンクのオットー首席研究員は「数年前、イラン革命防衛隊の最高司令官がイスラエルのドローンによって爆殺されました。イランはそれ以降、自分達の技術で高度な対ドローン兵器を開発しています」とし「北朝鮮にとってイランは技術的に同じ水準にあります。量産が必要な対ドローン兵器を作りにあたって同じ水準でより良いものを作ろうとしたら、イランの兵器を基にするのは合理的な考え方です」とした。


 北朝鮮がドローン兵器に注力する理由については「北朝鮮が核保有国になった以上、全面戦争を覚悟してまで、この極めて奇妙な政治的立場の解決を各国は望んでいません。その中であり得るとしたら、ドローンなどの特殊兵器を用いた最高指導部の暗殺とそれに伴う民主化の扇動にあるだろうと当局は考えています。彼らは核よりも数百〜千ドルの暗殺者に恐れているのです」と分析した。

最新記事

すべて表示
保衛艦隊の最新潜水艦れぷんかむい型6番艦「おんねかむい」が命名・進水

保衛艦隊の最新鋭潜水艦の命名・進水式が10月15日、和泉重工業神戸造船所で行われた。「おんねかむい」と名付けられた。同工場での潜水艦の進水式は2023年10月の「あつころかむい」以来で戦後32隻目。  海上総司令部広報室によると、艦名の「おんねかむい」はアイヌ語でオットセイを表す単語で、「オンネ(老大な)」と「カムイ(神)」がくっついたものであると言われている。艦名は保衛艦隊の部隊などから募集し、

 
 
 
公共相が「再建タスクフォース」組織へ、公的支援が焦点に

敷島エアシステムの会社更生法申請を受けて、花田公共相が近く、再建に向けた特別チーム「SAS再建タスクフォース」を組織する方向で調整していることが、複数の政権幹部や関係者への取材で判明した。  花田公共相が自ら座長を務め、官僚や民間有識者など数人を軸とするチームにより、航空再建までのロードマップ作成などを行うという。  具体的な再建案はまだ明らかにされていないものの、関係筋によれば、今回の再建に際し

 
 
 

コメント


bottom of page