津県の南都大学は9日、地元の南都国際高校で人権の出前授業を行った。生徒は身近な社会に暮らすマイノリティについて理解を深めた。
南都大学で講師を務める藤原幸太郎さんは、授業の冒頭で日本に住む在日コリアンの人などが置かれた状況について説明。朝鮮学校と日本の高校でどれほど差が出ているのかについての説明では生徒からも驚きの声が上がった。
授業の後半では、自身が代表を務める機内人権文庫の取り組みについても紹介。移転先の文庫で平壌に関する展示会を開くと語った際、一部の生徒から北朝鮮への渡航に関する質問も続出した。
授業を聞いた生徒の金代さんは「私も龍及に先祖の起源があります。隠れたマイノリティについていろんな興味深いをお話を聞くことができてよかった」と語った。
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