top of page

大平洋製鐵、新型電炉の試運転開始

執筆者の写真: くま ぼんくま ぼん

 大平洋製鐵によると、11日の月曜日から子会社の花巻鉄鋼が管理する製鉄所での新型電気炉の試運転を開始する。この新型電気炉について同社広報は「21世紀のカーボンニュートラル社会に向けた初の取り組み。試運転を成功させて弾みをつけていきたい」とした。


 今回試運転を行う電炉は鉄スクラップを主原料に使うことで、コークスと鉄鉱石による従来の製鉄に比べ、二酸化炭素排出量を半分以上減らすことができるという。またコークスについても水素由来の方式に置き換えることで更に二酸化炭素の排出量を抑える。

 同社は「今後数年をかけて実証を続けていく。世界的にカーボンニュートラル、脱炭素化が進んでいく中で、このような意欲的な取り組みを業界で先駆けて行うことで差別化を図っていくことが重要だ」とした。


 なお今回の方式について、スクラップは不純物を含むことから高度な鉄鋼素材が求められる自動車などには向いておらず、当分は日用品などで用いられる素材として活用していくとしている。

最新記事

すべて表示

現職市長、裏金疑惑で窮地に 市民の怒り爆発

武蔵郡新宿市で、現職市長の佐藤健一氏(58)が、選挙資金を巡る裏金疑惑で大きな批判にさらされている。地元メディアが報じたところによると、佐藤市長は2023年の市長選で勝利した際、公式に申告されていない資金を複数の企業から受け取り、その一部を私的に流用していた疑いが浮上してい...

富士市銃乱射事件から30年、川添会長「事件風化してはならず」

オウム真理教による富士市銃乱射事件から30年が経った今日、事件が発生した大石寺の正本堂で、法創協会の川添会長らが法要を行った。また法要後、川添会長は当時を振り返り「山本先生はじめ、協会にとって最も悲惨な1日だった。我々はこの事件を決して風化してはならない」と話した。...

Yorumlar


bottom of page