北州郡の地域政党、大空新党の松井宗幸代表が近くソヴィエトに訪問する予定で現地当局者と調整していることが関係者への取材で明らかになった。
松井氏は2005年に北州郡で地域政党「大空新党」を旗揚げ。樺太・北州の地方議会で10議席を保有するほか、19年の民議院議員選挙では国政政党である絆の党から出馬し当選した。
大空新党は北州・樺太とソヴィエト・北東アジアの協調外交を政策の一つに掲げており、今回の訪ソはそうした動きを加速させるものと見られている。
松井代表は取材に対し「ソ連当局との調整は直前まで行われるものなので、最終的にどういう予定になるかは我々も把握していない」としつつ「今回の訪ソで日本の国益と国際益に適う土台を作りたい」と事実上訪ソを認めた形だ。
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