関係者によると、元民政党幹事長で2012年に政界を引退した小川裕人氏が、今日華国を訪問した。先月、府内で新渡戸執政と面会していた同氏の訪華について関係者からは「"小川人脈"と関係があるのではないか」と推測している。
小川裕人氏は、民政党の幹事長や選対委員長として党務で手腕を発揮するほか"交通族"としても知られ、富里国際空港建設の旗振り役を務めた。また外交面では親華派の代表格として知られており、利根川議員と共に、日華議連の運営に携わっていた。
今回の訪華について、とある政府関係者は「CASEA会合が迫りつつある中、華国の距離感をあらゆるルートで確認しておきたいという執政の意向もあるのではないか。そうなると確かに小川さんは政界から距離を置いているし、ある意味では扱いやすい」と話した。
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