山野辺主席宰相は今日昼頃新渡戸執政と会談し、来月の下旬を目処に臨時国会を召集する方針を固めた。一方で具体的な日程については現時点で決定を避けた。
政府は今回の臨時国会で、高幹線事業や地方航空行政、防衛関連支出などの臨時補正予算を編成する他、いわゆる"アジア版NATO"の議論を進める狙いがあると見られている。
一方で補正予算案の具体的な提出時期などは明言しておらず、また国会の会期についても具体的な日程の目処を立てていないことから、与党内部では「岡村派が騒ぎ立てる前に臨時国会召集の方針だけを決めたんじゃないか。あの派閥は敵に回すと多少厄介だから」とする声も書かれている。
今回の決定について、社会党の野坂委員長は「速やかに臨時国会を召集すべきというのが我々野党の立場。"とりあえず来月下旬には"というような無責任な勢いは、政権側の度重なる不祥事に対する問題意識が足りない表れではないか」と非難している。
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