山野辺桜子主席宰相は今日午前、国会内で与野党党首らと会合し、今月12日に通常国会を開く予定で調整した。首相は記者団に対し「執政と連携して今国会運営に努めたい」とした。
今国会は昨年の日本=錦繍首脳会談後初の国会となり、また会談に伴い多くの事項が国会の事後承認を経る必要があることから、与党関係者は「今年の通常国会は恐らく"外交国会"になるだろう」と言葉を漏らした。
一方で別の与党議員からは「昨年よりも民政党内のムードは穏やかだ。岡村さんが新渡戸さんに義を通したし、会談の成果は未知数だから"今党内で揉めるわけには"という空気がある」と話した。
しかし野党からは今国会の"外交化"を避けたい意志が見え隠れする。社会党の野坂委員長は記者団に対し「(山野辺首相から)国会は12日で、と確認しました。今国会は民政政権に対する政治責任を追及する国会です」と表明。同じく野党である民主進歩党の今津聖子代表は「衛務省ゲートなど、政治とカネをめぐる問題の責任を彼らは取る必要がある。手放しに外交成果を褒めるような国会に終始させることはない」と対決姿勢を示した。
通常国会は2月12日から150日間行われ、今国会では新年度予算案のほか、日錦外交や昨年決しなかった鉄道問題なども扱う予定だ。
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