今日夕方、民政党の岡村派領袖、岡村元弘議員は野党である民主進歩党の今津聖子代表と会合を行った。会合後岡村氏は記者団に対し「野党さんがどういう理由で不信任決議を出すのか、それを知りたかった」と記者団に語ったが、これを受けた民政党内では「本当に不信任決議へ賛同するんじゃないか」(民政関係者)と動揺が広がっている。
岡村派の関係者は「当然不信任賛成も視野にあるだろう」と言葉を漏らす。別の関係者によると、岡村氏は新渡戸氏の渡航前「公家さんが向こうでどういう成果を得るか、これが我々の決断に関係してくる」と岡村派幹部に語ったと明らかにした。
今回の岡村派の動きについて与党幹部は「当然新渡戸氏も想定している動きではあるし、総裁に対応を仰いだ幹部もいた。しかし総裁は"私は岡村さんを信用している。私も本番に向けて全力を尽くしてきた。必ず実る"と話していた」という。
また別の官邸関係者からは「会議前の週末にはわざわざ南部県に戻って実家にも立ち寄った。相当な覚悟を背負っているのか、今回の会合に自信があるのか」と話す。
新渡戸執政は明日までブルネイを訪問し、夕方に現地を離れた後、20日の0時ごろ日本に帰国する予定。野党は帰国後週内に内閣不信任決議案を提出すると見られている。
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