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廃ホテルから"財宝"か、専門家「数百億の価値も」

執筆者の写真: くま ぼんくま ぼん

今月中旬、相模郡箱根に所在し、甘露寺財閥が管理していた廃ホテル「箱根インペリアルホテル」の解体工事に伴う調査で、設計図になかった地下室から美術品数十点が発見されたと武蔵観光は明らかにした。鑑定を行なっている美術専門家は「紛失していた日本画なども見つかっており、今世紀最大の発見だ。数百億円の価値はあるだろう」としている。


箱根インペリアルホテルは興治初期、1914年に創業したホテル。政財界の会員制リゾートホテルとして、渋沢栄一や麻生久などの歴史上の人物らにも愛されていた。しかし降伏後の1949年に同ホテルは営業を停止し、永らく甘露寺財閥が管理を続けていた。

今回の発見について日本戦後史に詳しい、安邦大学の熊里義信教授は「戦後の混乱期、財閥資産の接収という噂が囁かれていた。恐らくそれを危惧した財閥資本家などがホテルに美術品などを預け、なんらかの理由でそれが忘却されていたのではないか」と推測している。


武蔵観光は今回の発見について「専門家による鑑定を行なったあと、これらの元所有者を特定したい。その上で何らかの形でこの発見を展示したい」としている。

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