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[所論]華国の南太平洋進出、各国連携して対応を


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 華国の魏毅外相は日本時間の今日、南太平洋歴訪の最後であるニュージーランドに到着した。濠州の一地域であるNZをあたかも一つの主権国家のように扱う態度には、華国の南太平洋進出の野望が見え隠れしている。


 今回の歴訪は計画段階から濠州と非難の応酬を繰り返しつつ強行された。南太平洋の自由連合諸国をひたすら一主権国家として、敢えて濠州から切り離して外交を展開するスタイルは、彼らにとって南太平洋は戦略的に大きな価値を有していることを如実に示している。

 ただこの歴訪に南太平洋諸国も一定の距離感を示している。ニウエのタランギ首相は「清華は南太平洋地域のパートナーであり、ニウエもその例外ではない。現在のオーストララシア連邦による支援に清華からの支援が加わるとこれまで以上にニウエを発展させることが出来る。審議を重ねた上で検討する。」と、あくまでもビジネスパートナーに留めていきたいという意思を強調した。


 しかし華国による経済協力を受けつつ、同国のアリジゴクから抜け出した国はなに一つない。現状新渡戸執政をはじめ太平洋諸国は、華国による南太平洋への経済協力が地域の支配につながる前に有効な手段を講じるべきだ。

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