top of page

敷島エアシステム、畿内─無錫便就航へ

 

ree

国内ローカル路線を中心に展開してきた敷島エアシステム(SAS)が畿内国際空港─無錫間の便を新たに就航することが関係者への取材で判明した。国際線大手秋津航空が江戸─無錫航路を設ける中、西日本方面から勝負を仕掛ける。


 関係者によると、SASにとって国際線航路の開通は「45/47体制の名残が今なお色濃く残る中で、生き残りを賭けた大勝負になる」と壱岐敏子代表取締役が以前から就航を検討していたという。

 無錫は上海から高速鉄道で28分。工業都市として清華では古くから発展しており、今日では1000社以上の日本法人が事業所を構えている。また近年では観光開発も進んでおり、日本からも鎮西地方を中心に展開するコーレックチェーンのホテルや、高級ゴルフクラブなどが進出している。


 SAS関係者は無錫便のほか、東南アジア方面でも交渉が行われていると明かした。


45/47体制

 国内の航空会社間の過当競争や航空路線の偏りを避けるために、国が各社の事業分野を定めた、産業保護政策の通称。航空憲法とも。中曽根執政下の1985年に撤廃されるが、続く土井執政下で「ガイドライン」として踏襲され、航空業界の現況を作り上げた。

最新記事

すべて表示
保衛艦隊の最新潜水艦れぷんかむい型6番艦「おんねかむい」が命名・進水

保衛艦隊の最新鋭潜水艦の命名・進水式が10月15日、和泉重工業神戸造船所で行われた。「おんねかむい」と名付けられた。同工場での潜水艦の進水式は2023年10月の「あつころかむい」以来で戦後32隻目。  海上総司令部広報室によると、艦名の「おんねかむい」はアイヌ語でオットセイを表す単語で、「オンネ(老大な)」と「カムイ(神)」がくっついたものであると言われている。艦名は保衛艦隊の部隊などから募集し、

 
 
 
公共相が「再建タスクフォース」組織へ、公的支援が焦点に

敷島エアシステムの会社更生法申請を受けて、花田公共相が近く、再建に向けた特別チーム「SAS再建タスクフォース」を組織する方向で調整していることが、複数の政権幹部や関係者への取材で判明した。  花田公共相が自ら座長を務め、官僚や民間有識者など数人を軸とするチームにより、航空再建までのロードマップ作成などを行うという。  具体的な再建案はまだ明らかにされていないものの、関係筋によれば、今回の再建に際し

 
 
 

コメント


bottom of page