新渡戸執政は現地時間で夕方、全ての外交日程を終え会見を開いた。会見で、今回の会合の成果について「"自由で開かれた南シナ海"という理念を地域各国に共有し、地域安全保障に向けた取り組みについて前進した」と話した。
今回の外交日程で新渡戸執政は一貫して「自由で開かれた南シナ海」の理念を強調。日=CASEA会合では対華国を念頭に、地域間経済発展に向けた経済・技術支援パッケージを提示し、CASEA諸国との連携を強化する方針を見せた。
また会見で新渡戸執政は具体的な成果については「国会で説明する。これからの大きな成果について必ず理解が得られる」と成果を強調した。
しかしながら今回の成果について与党関係者は「華国に対する対抗をここまで明確に示した効果は大きい。しかしCASEA諸国との大きな合意はなく、外交調整に傾倒した割に見合う成果なのか」と冷ややかな評価。
岡村派に近い関係者からは「あくまでも地域連携のための国際会議で、華国への対抗が目立ったことはいかがなものかと。不信任決議賛成も十分あり得る。執政の言うように、国会での説明次第だ」と明かした。
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