通常国会が閉会する今日、新渡戸執政は執政官邸で記者会見に臨むことが明らかになった。今回の会見では、代表演説と論戦を踏まえたうえでの、秋以降の政治目標言及が焦点になっている。
午後行われた代表演説で執政は「社会保障・外交・安保・地方創生などはすべて重要な政治課題であり、慎重な議論を尽くさなければならない」とし「実行スピードに関心を払いつつ、国民の信託を受けた与野党との合意形成を丁寧に行いたい」とした。
また演説後の代表質問で、社会党から政権指導力の問題について言及されると「あくまでも政治というのは折衝の連続であり、困難な課題ほど膨大な折衝を要する」とし、指導力に関しての言及を避けた。
今回の会見について官邸関係者からは「恐らく秋の政治目標についての言及はあるだろうし、サプライズがあってもおかしくない。ただそういうスタンドプレーが起きると、支持率のカンフル剤になっても党内対立を深めかねないし、非常に難しい」とした。
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