中央競馬場で行われた秋季G1の集大成、ニッポングランプリは昨年秋の東関賞で逃げ切り勝ちしたゼルコバを最後差し切ってトワノコバルトが見事逆襲Vを果たした。
レースは秋関を思い出させる様なゼルコバ優位の展開で進んだ。特に第3コーナーから第4コーナーでは10-13馬身ものを差をつけ、会場から大きなどよめきが上がった。
しかしその後最終直線で控えていたトワノコバルトが加速開始。最後の最後100メートルでゼルコバに並びかけるとそのまま突き放して見事1着に輝いた。
レース後のインタビューでF.ライエン騎手は「トワノコバルトはこの日の、この100メートルのために準備してきた。現役最強馬唯一のライバルだったゼルコバとの大一番はとても楽しかった」とコメントした。
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