top of page
執筆者の写真くま ぼん

日本技術大、"下町ロケット"で宇宙目指す

 

 日本技術大学は今日、超小型人工衛星を打ち上げる小型ロケットの開発に際して、ユニオンプレンジション(ユニオン精密ネジ産業)を筆頭に、複数の町工場と連携することを発表した。



 今回のプロジェクトを主導している日本技術大の下山陽平教授は、町工場との連携について「日本の町工場の職人が持っている技術は世界的にもとても水準が高い」と指摘。「特に精密コマやインジェクターなど、ロケットに欠かせないが小型化しなければならない分野において、一点ものの素晴らしいものをしっかりと作り込む町工場は世界で日本にしかない」と語った。

 また、今回の提携を受諾したユニオンプレンジションの牧野敏明社長は「ネジ産業から始まった我が社は、その経験から多品種少量の特殊部品に強みが発揮できる思っていた」と語り「航空宇宙や医療に進出するというのは社運をかけた目標で、今回の提携は、その目標に向けた大きな一歩になった」とした。


 両者からなるプロジェクトチームは今後、数年以内の小型ロケット開発と商業化を視野に入れて事業を展開するという。

閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

標高2000メートル峰で男性が滑落死

筑摩郡の八ヶ岳で昨日、江戸府在住の植村亮治さんが滑落し、郡内の病院で死亡が確認された。男性は人権派弁護士として知られていた。 警察によると植村さんは八ヶ岳登頂中に何らかの理由でバランスを崩し滑落し、その後死亡したとみられる。男性が予定日になっても帰宅しないことを心配した家族...

離島で"若手村長"誕生、元職「フレッシュな風で町おこしを」

鹿児島郡三島村で昨日、前任大島村長の任期満了に伴う村長選挙が行われ、新人の上坂文俊さん(無所属)が当選した。上坂さんの支援に回った大島前村長は「フレッシュな風で町おこしをしてほしい」と後任への期待を寄せた。 三島村は鹿児島郡の南にある小さな島で、大島前村長の時代から「最後の...

Comments


bottom of page