社会党の野坂義実委員長は今日の予算委員会で「一部報道にもある日本版NATOは、軍国主義への道を拓くことになる」と政権を批判した。
政府関係者によると、新渡戸執政は先月末、山野辺首相に対し集団安保企画室の速やかな創設を「極めて強く要望」したと明かした。また政権内でも早期に設立する方針で検討が進められており、ある政権高官は「週内にも設置して集団安全保障に係る議論を移管したい。まだ人事問題などが山積している中で、新たな問題もずっと抱える余裕は政権内にない」とした。
社会党は今日の予算委員会でこの企画室について「地域の安全は近隣諸国との友好親善によってのみ保たれる」と強調し「日本版NATOを与党のゴリ押しで進めることに強い危機感を覚える。かつての戦争が暴走から生まれたことを彼らは忘れている」と痛烈に批難した。
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