民労は今日午後の臨時執行委員会で、先週から実施しているストを今日を持って中止することを決議した。主要線区のほとんどがスト破りしたことが影響していると見られる。
民労側は日曜日、政府間交渉で妥結が見られなかったことから週明け以降ゼネストを再開する意思を各線区の労組支部に示した。しかし月曜になると首都圏をはじめ、全国8割近い線区がスト破りし、多少の遅延はあったもののほぼ平常運転に近い状況に戻った。
鉄道庁は今日午前の会見で、現時点でストを続けているのは房総郡や海北州などの労組と、電気機関車を要する一部夜行寝台列車に限られているとし「予想よりもストは早い段階で収束する可能性がある」との見解を示していた。
民労の若手関係者からは「結局今回のストは団塊の世代が主導していたもの。時代にはほぼそぐわない運動だった」と厳しい見方を示した。
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