top of page

民労スト中止へ、主要線区ほぼスト破り受け


 民労は今日午後の臨時執行委員会で、先週から実施しているストを今日を持って中止することを決議した。主要線区のほとんどがスト破りしたことが影響していると見られる。


 民労側は日曜日、政府間交渉で妥結が見られなかったことから週明け以降ゼネストを再開する意思を各線区の労組支部に示した。しかし月曜になると首都圏をはじめ、全国8割近い線区がスト破りし、多少の遅延はあったもののほぼ平常運転に近い状況に戻った。

 鉄道庁は今日午前の会見で、現時点でストを続けているのは房総郡や海北州などの労組と、電気機関車を要する一部夜行寝台列車に限られているとし「予想よりもストは早い段階で収束する可能性がある」との見解を示していた。


民労の若手関係者からは「結局今回のストは団塊の世代が主導していたもの。時代にはほぼそぐわない運動だった」と厳しい見方を示した。

最新記事

すべて表示
特別対談:現実と非現実の境界線 『窃盗ヶ原漂流記』刊行記念 空想太郎(アニメ監督) × 妻鹿音之土賀阿波内(著者)

〇対談企画にあたって(編者) この対談は、小説家・妻鹿音之土賀阿波内(めが ねのどがあわない)氏の最新ルポルタージュ(本人談)『窃盗ヶ原漂流記』の刊行を記念して実現したものである。相手は、現在放送中で日本中を席巻するアニメ『僕とジジイの物語』の空想太郎監督。現実と非現実の境...

 
 
 
社会野坂委員長が敷島ユニオンと協議 「労働者の権利を第一に」

国内航空大手、敷島エアシステム(SAS)が先週末、会社更生法の適用を申請し、事実上の経営破綻に至った問題は、現在、同社の再建を巡る政治的な対立を招いている。地方路線の不採算という構造的な重荷に屈した同社の破綻劇は、労働組合や野党を巻き込み、再建プロセスが複雑化する様相を見せ...

 
 
 
敷島エアシステム、前期1312億円の巨額赤字 自力再建は困難か

国内航空大手の敷島エアシステム(SAS)が、昨日確定した前期決算で1312億円もの連結最終赤字を計上する見通しであることが、複数の関係者への取材で明らかになった。2期にわたり続けてきた自主再建計画は事実上頓挫した形となり、政府や金融機関の関与による抜本的な経営改革が避けられ...

 
 
 

コメント


bottom of page