昨日民議院内で民主進歩党・光明党・日本社会党・ひのまる戦線の4党代表が会談し、今国会の会期末に山野辺内閣不信任決議案を提出する方向性で合意したことを明らかにした。
党首会談で社会党の野坂義美委員長は、新渡戸執政による現政権が「国民のための政治ではなく、自身のための政治」に終始していると主張し、また民進党の今津聖子代表も「衛務省ゲートなど、政治とカネをめぐる問題の責任を彼らは取る必要がある。国民と国益のための政治を志向しない政権を信任するべきでない」とし、野党4党は不信任案を出すことで合意した。
またこの党首会談では次期民議院選挙に向けた選挙協力についても話が行われたが、これについては今津代表などから「まだ選挙協力に向けての隔たりは多く、慎重に精査していく必要がある」と具体的な話には及ばなかった。
党首会談後、記者団の取材に応じた民進の今津代表は「4党が一丸となって現政権にノーを突きつけるという方針で一致した。今回出さずにいつ出すのか。そういうことだ」と不信任案に向けての決意を改めて示した。
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