府内ホテルで今日、日本人の海外留学をPRするイベントを文部省が主催した。イベントではアメリカ留学経験をもつ芸人の爆走列車岡部がトークを行い「留学は大変なこと。だけど若いうちにその経験を得たことで、今テレビで活動しても全く緊張しない自信につながった」とコメントした。
日本人留学生について文部省は、5年後の2027年までに30万人規模の水準に増加させる目標を掲げた。22年度までの予定だった官民による留学支援事業を27年度まで継続。高校生段階からの支援に力を入れ、底上げを図るという。
現在日本人の海外留学は少しずつ増加しているが高校生などの若年層の留学は横ばいとなっている。海外進学や在学中の留学を推進している相模郡の九文国際学園の菅野教頭は「日本の空気として、やっぱり高校までは日本でしっかりと勉強して、いい大学に行ってから留学してほしいという親御さんの考え方が強い。高校生の海外留学を後押しするには大学受験のシステムにメスを入れたり、高校生の海外留学の実利的メリットをPRする努力も重要だ」と語った。
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