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湘南市長選、現職・社会激しく競り合う

7日に投開票を迎える湘南市長選を巡って、本紙が行った電話調査によると、現職の谷屋裕子市長と社会・労農推薦の新人・相澤勇次郎氏が激しく競り合う展開となっていることがわかった。投票先を決めていない無党派層が2割ほどおり、情勢は極めて不透明だ。


今回の市長選には10人が立候補した。当初は与党の民政・改進・瑞穂・友愛推薦の現職谷屋裕子、民進・光明推薦の新人越智氏、社会・労農推薦の相澤氏の3候補に対し、調和の道推薦の浅木・ドュルガー・雅美候補や、自称"核物理学者"芹沢佑樹候補などが挑む展開になっていた。

谷屋市長は民政・改進支持層の5割程度になり、友愛に至っては3割程度の支持しか固められておらず、厳しい情勢。一方社会党の相澤勇次郎氏は、社会党支持の7割を固めるものの、労農党の支持はわずか2割程度と、社会党と労農党の"断絶"が見え隠れする展開になっている。

支持政党がない無党派層の支持先を見ると、現職谷屋市長が4割弱で最も多いものの、相澤氏・越智氏がそれぞれ2割近くを固めており、また投票先を決めていない無党派層も2割近くおり、情勢は極めて不透明だ。

週末に平塚駅前で行われた演説には、新渡戸執政が応援演説に再び訪れる一幕もあった。今後大きな地方選がない中で、今回の選挙は秋の政局を占う重要な局面となりそうだ。

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