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執筆者の写真くま ぼん

[独自]新渡戸執政、対北巡り岸氏と意見交換

 関係者への取材で新渡戸執政は8日、北韓への対応をめぐって、府内を訪れている元議員の岸晋三氏と意見交換した。関係者によると岸氏は「北韓は一筋縄には行かない。使えるものを使って、北韓を俯瞰するように周囲から埋めていく必要がある」と話したという。


 関係者によると岸氏は8日午後、府内で拉致被害者らの家族と会い「私が訪錦した時に皆様方全員を奪還できなかったことを本当に悔しく思う」と話していた。拉致被害者と会った後、岸氏は宿泊先である民政党本部付近のホテルで新渡戸執政と意見交換を交わしたと見られる。

 岸氏は新渡戸執政に対し「美しい国とはすべての日本人が等しく自分の望んだところで幸せを享受することだ」と話し「私にとって拉致被害者の奪還は何よりのライフワークだった。今このタイミングを逃すともう二度と全員奪還は叶わない」と伝えたという。

 その後2人は対北政策について意見交換を行い「やはり北韓は一筋縄で行くような国ではない。西側はもちろん、ソビエトや華国を巻き込んで初めて交渉の席に彼らは出てくる」とし「北韓を俯瞰するように周囲から固めていかなければならない」と話した。


 また岸氏は昨日夜、記者の取材に応じ、意見交換について「新渡戸執政に対し"貴方の思うやり方で、真っ直ぐに進めば良い"と伝えた」と話した。また政界への再進出の可能性について「私はもう後輩に種を蒔いたと思う。これからはその種が芽生えていく時期で、私は妻と共に政界の外からこれを見守りたい」と語った。

 


 

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