党関係者への取材によると、このところ社会党執行部内で、野坂義美委員長の引責辞任論が浮上していることが明らかになった。
関係者によると、ここ数日党執行部の島達也中央執行副委員長を中心に、野坂委員長への引責辞任を求める意見が噴出しているという。
関係者は今回の辞任論について「北韓問題が国民に与えたダメージはとても大きい。今世間では錦繍社会党と揶揄されるという話も聞いている」とし、また「鉄道行政において指導力を発揮できなかったことは、支持母体である民鉄から大きな批判を招いている。彼らからも辞任論は出ている」としている。
島達也副委員長は昨日、メディアの取材に対し「辞任論については言明を差し控える。しかし社会党が国民の支持を得られないという状況は十分重く受け止めなければならない」と辞任論の否定に至らなかった。
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