衛務省関係者によると、保衛航空隊は来年にも南西諸島の馬毛島に建設中の航空基地について、第一段階を完成させ航空隊を増派する方針を明らかにした。当初の計画より2年前倒しになる。
馬毛島を巡っては、当初現地住民との間で協議が難航していたが「華国による南西諸島・琉球に対する軍事的脅威が顕在化した」(衛務省関係者)ことにより協議がまとまり、第一段階での資材投入量が拡大するなど工期の短縮に繋がったという。
またとある米軍関係者は「我々は華国がどんなに遅くても2027年に軍事的行動を台湾に仕掛けると考えています。これに対抗するためには日本が主体的に動かなければならない」としており、日本の防衛力強化に理解を示している。
一方で今回の決定について政府高官からは「華国からの反発は必至だ。"外交の新渡戸"とは言え、どこまで対応できるかは未知数だ」と不安を滲ませた。
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