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白井労相"テレワーク"視察で「こりゃ便利」と"白井節"

 白井労相は今日、府内でテレビ会議などを活用した「テレワーク」を実施しているITベンチャー企業を視察した。視察先で記者らに「こりゃ便利、これからの働き方にしたいね」と語った。


 テレワークとは、PCなどでできる業務を在宅で行い、またなるべく会議などもテレビ電話を通じて行い、出社を減らすことで業務効率化を図る新業態のこと。

 白井労相が視察先したUniColor.incの社長である露木元晴氏は「テレワークを導入したのは3年前。"オタク"が多い弊社だと、家のPCの方が作業環境が優れている人も多く導入当初から好評でした。会社としても交通費などの経費削減になるし、何より自由な働き方が出来るので更にテレワーク社員を増やしたい」とした。

 白井労相は現場を視察したあと記者らに「みんなが満員電車に乗ってる中、自分は朝ゆっくり起きてすぐ仕事できるわけでしょ?こりゃ便利、作業効率も上がるだろうし環境にも優しいし、これからの働き方にしたいね」と話した。


 一方で今回の視察についてインターネット上では「テレワーク?聞いたことないけど本当に仕事になるのか」「白井はすぐに便利とか楽だとかいうけど、人と直接会わないと仕事はできないよ」「お前はどうせ満員電車知らんやろ」とテレワークに否定的な意見が多い。

 労働問題に詳しい洛北大学の安田寧子教授はテレワークについて「アメリカや北欧の一部では導入されているが、対面が重視される我が国では受け入れられ辛い労働形式。導入を進めて行くならまずは国から働きかけないと」とした。

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