白井健四郎厚生労働宰相は今日、厚労省で行われた大麻規制検討小委員会で、一部から提案されている大麻規制緩和の動きについて「大麻規制緩和は百害あって一利なし。検討の余地にない」と政府の立場を示した。
大麻規制をめぐっては、野党の日本改進党や進め創新党などの一部の政党から、大麻取締法の緩和などを求める意見が浮上している。これらの方緩和では現在法規制が行われていないCBDなどに対しても検討を進めるものだとされている。
白石労相はこれらについて「大麻規制の緩和などもってのほか。一部の若者の冒険的言動を真に受けるようなことを政治家がしていいのか」とし「我が国では如何なることがあっても、大麻の使用規制が緩和するようなことがあってはならないと考えている」との厳しい見解を示した。
また現時点で法整備が進んでいないCBDなどについても「決してこれらが安易に民間に出るようなことがあってはならない。厳しい法規制を課すべきだ」としている。
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