5月27日、白井健四郎労相が社会党の野坂義美委員長の発言をSNS上で引用した。これに対し、SNSでは議論が紛糾している。
発端は、野坂氏が奨学金について《必要な人に必要な奨学金が行き渡るようにすれば、貸付式ではなくて給付式を拡大できる》とした発言に対し《別に奨学金の使い先を誰がどうこう言う必要はない。好きなように使えばいいのにと思うのは私だけ?》と返信し、両者はSNS上で「舌戦」を繰り広げた。
この議論は両者のみならず多くの人が反応し、《奨学金をギャンブルに使ったみたいな友人の話を聞くと、まともに機能してないとしか思えない》《別に最後は本人が返すんだし、それにどう思う必要もないでしょ》《白井みたいなボンボンが言っても説得力のない議論だ》《給付型もあるし、それはしっかり審査してるんじゃないか》と議論を呼んでいる。
この議論は与党関係者にも波及し、白井氏が所属する改新党の児嶋幹事長は記者の取材に対し「奨学金の扱いについては議論の余地はあるが、それとは別として、彼の配慮に欠けた発言は目に余る」とし「大体そんなにネットで話す元気があるなら国会でももう少し発言をしてほしい」と釘を刺した。
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