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白井厚労相「個人事業主の労働環境対策重視」起業支援の会合で

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 白井健四郎厚生労働宰相は昨日、府内で開かれた起業家と起業志望者らの会合に出席し「企業と異なり自身の裁量が多い個人事業主の労働問環境対策を重視していかなければならない」と発言した。


 白井厚労相が参加したのは厚労省も協賛する民間企業の「スタートアップの労働問題を考える会」。イベントには小規模IT企業やヨガ教室、出版関係などの個人事業主が参加した他、府内の私立大学に通う起業志望の学生らも参加した。

 白井氏は自身の考えと前置きし「仕事にせよなんにせよ、一生好きで居続けられるものは少ない」とし「だけど適切な距離感で向き合えば、少し断続的でも好きはずっと続いてくれる。起業というのもそういうものだと思う」と語った。

 その上で「個人事業主は自分が本当にやりたいこと以上に業務上の負担を背負わなければならず、これのせいでやりたいことを見失うこともある。自己裁量の大きい個人事業主の負担を軽減できる労働環境政策に重点を置いていく」とした。


 イベントに参加したヨガインストラクターの金城さんは「私自身、活動はヒーリングパワーの上下に左右されるので、星の廻りが悪い日などは何もできない。そういうときでもやらなければいけない仕事が改善されるのは歓迎したい」と話した。

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