白井健四郎厚生労働宰相は今日、都内で行われた講演会で「労働者と雇用者の立場を是正し、パワハラなどの言われない誹謗中傷を対策していく必要がある」とした。
厚労省の報告書は今月、雇用者と労働者の間で争われた労働争議に関する統計を公開した。統計では労働者と雇用者間での争議について「雇用者側が立場を利用して、雇用者にも非があるにも関わらず、一方的な主張を行い、労働者の主張が聞き入れられないケースが非常に多い」と結論していた。
白井厚労相は今日の講演でこの統計をもとに「雇用者と労働者は今日対等な立場にある。一方的な言い分だけを信用して、結果的に相手を追い詰めるようなことは決してあってはならない。これは職場に限らず、社会全体の基本原則だ」とした。
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