米下院議員のラージェーンドラ・カンナ氏を代表とした議員訪問団は2日、台湾の銘誠津総統と会談し、二国間パートナーシップの強化、安全保障面での交流などについて言及した。
このところ台湾周辺では、華国海軍による活動が従来のペースを上回る規模で活発になっており、政治面でも台湾統一における武力行使の路線放棄を明言しなくなったなど、緊張が逼迫しつつある。また海外メディアは先日、華国軍関係者が米国との軍事的衝突について言及するなど、台湾有事に対する危機感が以前よりも深刻になりつつある。
今回の訪台はそのような情勢下で、台湾に連帯する米国の立場を明確に打ち出すものとなり、台湾外交部は会見で「現在の米国議会会期中での代表団の訪台は、台湾への強い支持を示すもの」で「今回の訪台により、二国間のパートナーシップを全面的に深化させることができる」としている。
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